序章

2010年。

私は悩んでいた。
凡そ18年乗り続けた愛車エスクードの車検を通すべきか・・・
車検自体は無理なく通りそうではあるが、問題は使用頻度が激減している点だ。 後はさすがに18年、内部外部共に劣化が目立つ。 致命的なのがエアコン。 特に冷房はクーラーガス入れても効きづらくなってきていた。
これは処分したほうが・・・・・という思いが強まった。
自宅には、あまり乗らない軽自動車もある。 家族とも相談し、処分する方向で動き出した。
自動車関連の仕事をしている友人に相談すると、専用のオークションに出してみては?との事。 名残惜しいが、お願いした。

結果、車検も切れたエスクードだったが、少しの収入を与えてくれた。 最後までありがとうエスクード。 コンパクトなその車体。荒れた道、雪道を四駆で走りぬけ。 そして17万キロの思い出をありがとう。

こうして長年の愛車を手放した私は、さらに長い付き合いのバイクGB400TTを改めて見直すことにした。
GBは正直長距離ツーリング時に車検を通して乗るスタイルで置いてあった。 が、車1台だと、どうしても家族と使用が重なる時があるので普段の足として使えるようにしようと計画したのだ。

ユーザー車検ですぐ乗れるようにはした。が、問題がある。 バッテリーがすぐ死ぬ・・ 電気系統が少しおかしい・・ ハンドルポジションが年と共にキツイ。 手首の痛さがハンパない・・・・スポークの痛み。 チェーン、スプロケ、ショック、フォーク。 メンテナンスする点が多い・・ さらにエンジンからの微妙な機械ノイズ。
本格的に乗るにはこれらの点の改善が必要かなと・・
なにより、GB400は割と軽い車体だが、それでも重い・・・ ツーリング時には気にならないが、ちょっとそこまでバイクで・・という気にはなれない。
じゃぁセカンドバイクでも?
しかし、セカンドバイクがメインになってさらにGBに乗らなくなる。 何よりガレージに2台置くスペースはない。 青空駐車はそもそも考えていない。
結果、慣れ親しんだ愛車を手放すことにした。 北海道に2回も行き、日本縦断もした愛着有るバイク。 これぞオートバイ!と言えるスタイル。 長期休眠にもめげず、元気なエンジン。
手放した今でも未練が無いわけではないが・・
それ以上に、新しいバイクが必要でした。

これが、バン子購入の序章です。